藤沢市と隣接する市や町の交通費の助成金【自治体によって違う!】



書いた人:職業指導員 山口


以前、フライトの事務所がある藤沢市を中心に就労支援施設に通う時の交通費の助成については前回お伝えしました!



今回は藤沢市の隣接する地域の交通費の助成金に関してまとめていきます。


ぜひフライトに通ってくださる方の参考にしていただけたらと思います(*^^*)


藤沢市と隣接する市や町の交通費の助成金


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藤沢市は神奈川県の東側に位置しますが、真ん中に近い場所に位置します。


隣接する市区町として、

  • 鎌倉市
  • 横浜市
  • 大和市
  • 綾瀬市
  • 海老名市
  • 寒川町
  • 茅ヶ崎市


があります。


横浜市といっても戸塚区泉区の2つがあるので、実質8つの市区町と隣接することになりますね!


それでは一つ一つ見ていきましょう!


鎌倉市


鎌倉市は藤沢市の東側、言わずと知れた観光スポットですね!


就労支援施設などの訓練施設への交通費の助成として、


地区鎌倉
助成内容主な居所から施設まで最も経済的な経路を助成
助者の同行の場合も併せて助成
申請頻度毎月

鎌倉は往復の経路を助成するどころか、介護者の運賃も助成してくれます!


しかも頻度に関しては毎月行ってくれるので、とても手厚い交通費の助成制度ですね!


「鎌倉市施設等への通所交通費の助成」
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/syougaijisha/teate.html


横浜市


戸塚区と泉区は横浜市に属すためか、独自の交通費の助成は見当たりませんでした。


もしかすると存在するかもしれませんので、ぜひ区役所の窓口に聞いてみると良いかと思います!


地区横浜市(戸塚区、泉区)
助成内容通所片道1回あたりの「運賃」×「通所回数」
または6ヶ月定期代(上限額)のいずれか低い金額
介護者は片道1回の通常運賃の1.5倍
申請頻度前半期分(4月1日〜9月30日)と後半期分(10月1日〜3月31日)の年2回


横浜市は片道1回分×通所回数という形で助成してくれるようです。


そして申請頻度が年2回という形のようです。


頻度が少ない分、申請は楽になるかも知れませんがしっかり申請を忘れないようにしたいですね!


「横浜市施設等通所者への交通費補助」
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/fukushi-kaigo/fukushi/annai/gaishutsu/shien/kotsuhi.html


大和市



大和市は藤沢市のちょうど真上に当たる位置にあり、東京都との境目ですね!


藤沢にも小田急線で一本で来れるので、とても交通しやすい場所になります。


地区大和市
助成内容通所している障がい者に訓練日として交通費相当額を支給
申請頻度不明


大和市のホームページ等で確認したのですが、明確な金額の決まりなどは見つけられませんでした


申請の手続きは障害福祉課のケースワーカーや保健師が窓口になるようです。


ぜひ確認してみてくださいね!


「大和市 障害者福祉の手びき」
http://www.city.yamato.lg.jp/web/content/000159966.pdf


綾瀬市


綾瀬市は神奈川県の真ん中の位置しており、緑が豊かな市になります。


駅の交通網がそこまで多くはないようですが、高速道路が発達し車で生活する方が多いようですね!


地区綾瀬市
助成内容鉄道の往復にかかる運賃×通所回数
ただし県外の施設を利用する場合は県内最終駅までの運賃
バスを利用するものも上記と同様
自家用車の場合は5km以内の場合は150円、5km以上の場合は250円(日額)
申請頻度7月、10月、1月、4月を基準月として前月までに申請


綾瀬市では県内の移動に関しては全額支給で、東京などの施設を利用する場合には一部負担が発生するようです。


また年に4回の申請があるようなので、こちらも注意が必要ですね!


綾瀬市「通所交通費助成要綱」
https://www.city.ayase.kanagawa.jp/ct/other000054200/05shisetsutsusho.pdf


海老名市


海老名市は藤沢市の左上に位置しています。


小田急小田原線が通っており、藤沢駅に行くには相模大野駅での乗り換えが必要になります!


地区海老名市
助成内容助成額=往復運賃×通所日数
助成額の上限は6ヶ月分の定期券の1/6に相当する金額
市外にある施設を利用する場合は上記金額の9割を助成
申請頻度前期(4〜9月)と後期(10〜3月)の年2回


海老名市では市外の施設を利用する場合には9割を助成するようです。


申請は前期分は当該年度の10月8日頃、後期分は当該年度の4月8日頃に申請が必要なようです!


海老名市ホームページ「通所交通費の助成について」
https://www.city.ebina.kanagawa.jp/guide/shogaisha/shogaisha/1009523.html


寒川町


寒川町は藤沢市に隣接する唯一の町ですが、神奈川県の中心に近く高座郡に属する町です。


寒川神社はとっても有名ですよね!


地区寒川町
助成内容施設に通う交通費の一部を助成
申請頻度不明


寒川町は調べたのですが、具体的な助成金額を見つけることができませんでした。


もしも利用される方は、寒川町の福祉課障がい福祉担当へ連絡してみるといいかと思います!


寒川町ホームページ「補助・給付等制度」
http://www.town.samukawa.kanagawa.jp/soshiki/fukushi/fukushi/shogaifukushi/info/shogaisyashien/1361689210192.html


茅ヶ崎市


茅ヶ崎市は藤沢市の西側に位置し、海にも面しています。


藤沢駅とは東海道線でつながっているため、とても交通の便がいいですね!


地区茅ヶ崎市
助成内容公共交通機関では通所する交通費実費
定期運賃を比較して低い方
自家用車やバイクなどの利用では1日100円
申請頻度4〜6月の通所分→7月末に振込
7〜9月の通所分→10月末に振込
10〜12月の通所分→1月末に振込
1〜3月の通所分→4月末に振込


茅ヶ崎市でも基本的には交通費の全額を助成してくれるようです!


茅ヶ崎市ではしっかり振込時期を明文化しているので、とってもわかりやすかったです!


茅ヶ崎市ホームページ「障害児者施設通所交通費助成」
https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/shogai/1037242.html


終わりに


いかがでしたでしょうか?


地区の自治体によって助成内容は多少異なることがわかりますね!


藤沢駅にあるフライトを利用するなら、ぜひお住まいの自治体の交通費助成に関しては把握しておいてください(笑)


フライトは身体に無理がないのであれば、どこにお住まいの方でも利用していただくことは可能です!


ぜひまずはお問い合わせください♪

この記事を書いた人

職業指導員 山口

藤沢駅徒歩2分の場所にある就労継続支援B型施設フライトの職業指導員。理学療法士として病院勤務後、福祉関連の仕事を通じて就労支援の道へ。作業内容や福祉制度、個人的な悩みなどなんでも相談してください!