フライトの母体である株式会社Senkuでは、ふくろうケア訪問看護ステーションを開設しています。
就労支援事業所を利用しながら訪問看護サービスを利用している方は多くいます。
しかし同一法人だからこそできる、株式会社Senku独自の支援があります。
ぜひフライトの利用を検討されている方は、こちらも一読いただけたらと思います。
ただし、訪問看護ステーションでの医療的ケアを行う場合は必ず「医師の指示書」が必要になるため、ご注意ください。
ふくろうケアだからできる訪問看護とは?
フライトをご利用している利用者様の中で一番多いのが精神障がいを発症した方々です。
フライトを利用してくれていますが、それでも仕事や人間関係に不安を感じている方も多くいます。
訪問看護ステーションでは、精神障がいの方のご自宅に訪問することができます。
訪問看護で行える内容は以下のようなものになります。
訪問看護で行えること
- 体調確認
- 内服管理ができているかの確認・指導
- セルフケアの援助
- 精神状態の観察や様々な相談
- ご家族への説明や支援
- 医師をはじめ各専門職への報告や連絡
訪問看護では、ご利用者様に必要な上記のような支援を行っています。
ただフライトと同一法人が行なっている、ふくろうケア訪問看護ステーションだからこそできる内容が以下になります。
ふくろうケアでできる訪問看護
- 同一法人内だからできるスムーズな情報伝達
- フライト利用時のいつもと違う様子を適宜共有
- ふくろうケアで気付いた利用者様の様子や状態をフライトに共有
- 医療的な支援課題を踏まえてフライトでの支援内容を検討
- フライトでの情報を医師に専門職から適宜報告できる
主に情報共有がメインになりますが、利用者様の情報を支援者が知るということはとても重要です。
訪問看護をすでに利用している方は、医師に就労支援事業所での様子を伝えるのは基本的に「患者本人」です。
生活のことや就労支援で起こった事を自分で医師に「客観的」に伝えることはかなり難しいです。
何が起こって自分がどう感じたのかって、とても言葉にしにくいですよね…。
訪問看護サービスは「医師の指示書」があることで、初めて利用することができます。
そして訪問看護ステーションは、最低でも月に一度は利用者様の情報を医師に報告する義務があります。
そのため、就労支援を受けている利用者様の様子や生活の状況などを専門家が客観的に医師に報告することができるのです。
そして医師は患者の生活の様子を知り、チームで支援することに繋がります。
利用者様を中心に、各専門職が情報をしっかりとやり取りすることで将来的に就労できることを目指していけます。
訪問看護の利用をオススメしたい人は?
「自分も訪問看護を利用した方がいいのかな…」という方は、ぜひ以下のようなことに不安があるなら検討してみてください。
訪問看護をオススメする人の例
- 薬の管理を自分で行うのが難しい
- 主治医に言いたいことを上手く伝えられない
- 生活リズムが整えられず昼夜逆転の生活になっている
- 就労や生活への不安が強い
- 上記のような状況のご家族がいる
他にも色々な悩みをお持ちになっている人がいると思います。
その際には、ぜひ一度ご相談いただけたらと思います。
ただし、訪問看護は誰でも受けられるものではありません。
医師がうつ病や統合失調症などの診断を下し、医師が患者にとって訪問看護が必要だと判断する必要があります。
そして医師が訪問看護ステーションに「訪問看護指示書」という、指示書がないと訪問看護サービスを利用することはできません。
そのためぜひ訪問看護を利用する際には、必ず医師にご相談ください。
また訪問看護は、必ず自宅で利用する必要があります。
そのためフライトの事務所にいながら訪問看護が受けられるというものではないため、ご注意ください。
訪問看護を利用するには
ふくろうケアに限らず、訪問看護ステーションを利用したいと思ったら、医師の訪問看護指示書が必ず必要になります。
医師に指示書を作成してもらうために、まずは訪問看護サービスを利用したいと相談します。
医師は患者に対して訪問看護が必要と判断したら、指示書を作成してくれます。
その際に、医師にふくろうケア訪問看護ステーションを利用したいと伝えていただけたら、ふくろうケアに対して指示書を作成してくれます。
医師がふくろうケアに指示書を出してくれたら、訪問日時を相談して利用できる日を話し合った上で利用開始できます。
前述しましたが、あくまで訪問看護は自宅に訪問して医療行為を行うものです。
フライトの事務所で利用することはできないためご注意ください。
他にも、ふくろうケアの利用に際して色々なご質問があると思います。
その際には、ぜひフライトか、ふくろうケア訪問看護ステーションにご相談ください!