手厚すぎる神奈川県の交通費助成金

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書いた人:職業指導員 山口


ご存知の方も多いかと思いますが、自治体によって就労支援施設を利用する際に交通費が助成される場所とされない場所があります。


交通費の有無って本当に多いですよね…。


いくら通いたくても通う度に交通費がかかると、経済的な面で気がかりになってしまいます。


そこで今回は、就労継続支援B 型施設のフライトがある藤沢市や神奈川県を中心に、交通費の助成金について調べました!


ぜひ参考にしてくださいね!


藤沢市や神奈川県の交通費助成


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藤沢市の交通費助成


藤沢市の就労支援施設への交通費助成は、次のようになっております!

電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合

通所日数 × 施設までの往復運賃

(上限として、1ヶ月の定期代が助成金額の上限額となる)


自家用車やバイクを利用する場合

1km以上5km未満:100円(月額上限:2000円

5km以上10km以下:205円(月額上限:4100円

10km以上:325円(月額上限:6500円


藤沢市の交通費の助成金は以上のようになります。


多くの方は電車などの交通機関を利用する人が多いかと思いますので、全額支給になるのはかなり助かりますね!


特に車やバイクの利用に関しても助成金が出るのは、親切かと思います。


では神奈川県の他の自治体はどのようになっているのでしょう?


神奈川県の他の地域の交通費助成


神奈川県の他の自治体はどのようになっているのでしょうか?


簡単に表にしてまとめてみます。


自治体交通費の助成
横浜市通所片道1回あたりの運賃 × 通所回数
または6ヶ月定期券代のいずれか低い金額
横須賀市全額負担
保護者などの自家用車を利用する場合、月額2000円
相模原市通所に要した金額(全額負担)
平塚市住居と事業所の往復運賃 × 通所回数
厚木市公共交通機関で障がい者割引適用後の金額の2/3


神奈川県は交通費の助成金を出してくれる自治体が多いようです!


上記の表だけ見ても、同じ神奈川県でも交通費の助成にはバラつきがありますね。


そのため、ご自身のお住まいの自治体ではどのような助成があるかを、ぜひ役所などで確認してみましょう!


神奈川県意外の自治体の交通費助成金


では神奈川県以外の都道府県に関してはどうでしょう?


調べてわかった自治体に関してまとめてみます!


自治体交通費の助成
東京都東京都からの助成はなし?
埼玉県(三郷市)「通所日数 × 280円」もしくは
実際に要した費用の少ない方
千葉県(千葉市)交通費の1/2
愛知県(一宮市)交通費のうち、市が定めた基準額の1/2以内
福岡県(北九州市)通所にかかる運賃または定期券額の半額
または前線定期券購入額の半額
(上限月額:5000円)


上記が例になります。


多くのところが交通費の半額支給ですね…。


特に東京都に関しては自治体というより、各就労支援施設が交通費を支給していることがあります。


もちろん場所によっては交通費の支給がないため、利用者さんの満額負担というところもあると思います。


この交通費の助成という点では、神奈川県はかなり手厚く支援してくれる自治体が多いと感じました!


終わりに


いかがでしたでしょうか?


神奈川県は交通費の助成という点では、他の都道府県よりも手厚い支援をしてくれる県だと感じていただけたかと思います!


藤沢市は神奈川県の東西の真ん中にあり、横浜市や横須賀市、鎌倉市や大和市などもアクセスしやすい場所になります。


当事務所のフライトは、身体や心に無理に負担がかからずに通ってくださる方であれば、どちらにお住まいの方でも利用できます。


交通費の助成が手厚い神奈川県にお住まいの方であれば、ぜひ交通費の助成を上手く利用してくださいね!

この記事を書いた人

職業指導員 山口

藤沢駅徒歩2分の場所にある就労継続支援B型施設フライトの職業指導員。理学療法士として病院勤務後、福祉関連の仕事を通じて就労支援の道へ。作業内容や福祉制度、個人的な悩みなどなんでも相談してください!